長時間の我慢は便秘原因に
トイレに行きたい!でも今はどうしても行けない。
何らかの事情で長時間トイレを我慢せざるを得なくなり、やっと便座に座れたら何故か出てこない。
「あんなに出したかったはずなのに、何故便が出てこないのだろう?」
そんなエピソードをお持ちの方も少なくないでしょう。
なぜトイレを我慢すると便秘になってしまうのでしょうか?
まず排便をきちんとするためには、便に十分な水分が含まれている必要があります。
そのため便意を我慢しているうちに腸が便に含まれている水分を吸収してしまい、便が硬くなってしまいます。
また時間が経つにつれて「排便したい」という欲求を脳に伝える神経のはたらきが鈍くなり、そのため腸や肛門の働きも鈍っていってしまうのです。
そのため長時間我慢する事で便が硬くなり便意自体も薄くなってしまうので、二重の意味で便秘になります。
便意を我慢してしまった事によって起こる便秘の解消方法ですが、何よりも便意を我慢しないでトイレに行く事が一番です。
しかし仕事が立ち仕事だったりするとなかなかトイレに行けません。
そこで排便のタイミングを生活の中でコントロールする事が重要になってきます。
例えば朝はギリギリではなく余裕を持って起床し、朝食後に排便できるようにするといった具合です。
便意を制する事で便を我慢せずに便秘解消をする事が出来るようになります。
朝コップ一杯の水を飲んでから1日をスタートすると、腸が刺激され便秘解消が出来ると言われていますので、是非みなさんもチャレンジしてみてください。